ドミノ倒しを将棋の駒で行ったもの 《事故・遊び・道具》

将棋の駒を用いた遊びの一つ。

将棋の駒を立てて並べ、1枚を倒すと隣の駒にぶつかって隣の駒が倒れ、続いてその隣の駒が倒れるというように連鎖的に駒が倒れていくようにして遊ぶ。

ドミノ倒しを将棋の駒で行ったものである。

将棋倒しとは、雑踏の中で一人または数人がバランスを崩して倒れたことによって、周辺の者が連鎖的に転倒する事故である。

次々と連鎖的に人が倒れる様が遊びの「将棋倒し」に似ていることから、上記の事故に対する慣用的な呼称となった。

14世紀に記された『太平記』中に、楠木正成が千劔破城の上から大木を落下させて、敵の軍勢を退けた逸話が紹介されている。

その記述に「将棋倒しをするごとく」との表現があり、文献上ではこれが初出とされる。

また、『平家公達草紙』にも、権力者が次々と失脚するさまを「将棋倒し」と表現した部分があり、こちらが初出の可能性もある。
update:2010年07月19日